楠若葉


私の散歩圏内にこじんまりした神社がある。
なんでも古事記の時代から存在していたと書いてあり、 裏山に小さな古墳が二つある。
”稲荷神社”という名前からすると、この地に稲作を伝えた人が祀られているのだろう。
その神社の境内の楠が日に日に若葉を茂らせている。
木の生命力って、ほんとうに物凄い。




天空を目指す気勢や楠若葉


隆々と盛り上がりたる楠若葉



楠若葉 1









下陰の風に色あり楠若葉



楠若葉 4









樹齢しらず古墳の杜の楠若葉



楠若葉 9










麦畑の上では、うるさいほど雲雀がさえずっている。
しかし、まったく姿は見えない。
ずっと上を向いて歩いているうちに、見慣れない鳥を電線に見つけた。
なんという鳥だろう




鳥












        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 庭だより



今年は3月の気温が低かったせいか例年より少しづつ遅れて、花が咲き実がなる。



蜘蛛の巣


紫蘭


ユキノシタ 2


ブーゲンビリア


みかんの花 2


バラ アンジェラ


トルコキキョウ


ゼラニュウム


クレマチス 4


クレマチス 1


イチゴ


アマリリス




花瓶 1



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母と野の花


おかあさんは、野の花が大好きでしたね。
野の花を摘んで帰ると、とても喜んでくれたのを覚えています。
それなのに、ほとんど野歩きをしたことがなかったでしょう。
忙しかったせいですか、それとも人目を気にしていたのですか。
今のように、主婦が気楽にウオーキングを楽しめる時代ではありませんでしたものね。

おかあさん、今、野辺にはいっぱい可愛い花が咲いていますよ。




野の花 6



野の花 4



野の花 7



野の花 ピンク2



野の花 い



野の花 1



野草 5



野草 6









母にないしょ友とすかんぽ噛みしは
ははにないしょ ともとすかんぽ しがみしは


スカンポ



大抵のことには寛大だった母も、衛生面にだけはうるさかった。
夏でも、冷たい井戸水は飲ませてもらえなかった。
お祭りでも、屋台の食べ物は買ってもらえなかった。
少しでも古くなったものは、子供には食べさせてもらえなかった。
下校途中に、友達と野原の草を食べたのは内緒にしていた。

戦後は食糧難の上に衛生状態も悪かった。
多数の子供が疫痢や赤痢でなくなったそうだ。
幼い頃はうらめしく思ったこともあったが、
今頃になって母に守られた命であることを感じている。




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夏隣り


桜が散るとまもなく、日に日に周囲の景色が変わり始めた。
木々の緑が押し寄せてくるようで、圧倒される。
次々と咲く花も、すべて夏の季語だ。
麦が色付き始め、あぜ道を歩くと汗ばんでくる。
あっという間に春が過ぎ、季節は夏へと駆け足で進んでいる。





陽に透きて陽に照り映えて柿若葉
ひにすきて ひにてりはゆる かきわかば


藁屋根を庇うばかりに柿若葉
わらやねを おおうばかりに かきわかば


柿若葉ゆらぐ木漏れ日藁屋根へ
かきわかば ゆるるこもれび わらやねへ



柿若葉2









黄雲の広ごるがごと麦熟れぬ
こううんの ひろごるがごと むぎうれぬ


麦畑1









単線の鉄路に沿うて矢車草


吹かれつつ電車を迎ふ矢車草




矢車草 2









じゃがいもにアントワネットも愛でし花




ジャガイモの花







物陰にひっそりが好き著莪の花
ものかげに ひっそりがすき しゃがのはな




シャガ 2 br>



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花の終わりは様々で・・・・


花の命は短くて、花の終わりは様々だ。
桜はぱっと咲いて、ぱっと散る。
パンジーは、散らないで末枯れるから花殻摘みが必要。
イチゴは、花が散るときには、もう小さな実をつけている。
冬からずっと咲き継いできた椿は、ぽとりぽとりと、どんどん花を落とし始めた。
牡丹は、2,3片の花弁が散り始めてしばらくすると、ばっさりと崩れ落ちる。
そして、どの花も、なべて土に帰っていく。




散り敷ける椿のなかへまた一輪
ちりしける つばきのなかへ またいちりん


今し落つ椿紅きわやかに
いましおつ つばきくれない  きわやかに


ポックリはこういうことか椿落つ



薮椿 2









落ち椿 1









落ち椿 6









長年、楽しませてくれた牡丹が3年前に枯れてしまった。
一昨年、新しい苗を植えたが、昨年は木を育てるために花を咲かせなかった。
今年、初めて大きな花を咲かせてくれたのに、この雨と風。
花瓶に挿すと、部屋の一隅だけ豪華になった。





名にし負う富貴草なり白牡丹
なにしおう ふうきそうなり はくぼたん


ぼうたんの崩るる音や夜の卓
ぼうたんの くずるるおとや よるのたく



I庭の牡丹









牡丹









卓上の牡丹 1









苺は連休に間に合わなかった。


イチゴ 1









           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



朗読のファイルを投稿していたケロログがダウンしたので、パソコンのなかを探してみたら、幾つか消去してないファイルが残っていた。堀辰雄の”風立ちぬ”を聴いてみると、間のびしたところや、わざとらしいところが気になった。年月がたつと、他人の朗読を聴いているように客観的に聴けるようになるようだ。


生活に追われていたころは全く感動しなかったこの作品を朗読してみようという気になったのは、数年前、ストレスで体調を崩して籠っていたときだった。美しい風景描写、現実とはかけ離れた人間関係のなかに浸って、声を出すのに 集中することで癒されていった。

そういえば、”風立ちぬ”は、特攻隊の青年たちに秘かに愛読されていたそうだ。 命の際に立たされたとき人が求めるのは、美しい自然に抱かれて日常生活の瑣事をもじっくり味わって生活することではないだろうか。若い彼らは、純愛をも夢見ていただろう。

若い命が蕾のままでもぎ取られることがありませんように。


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名残りの桜



きのう花きょうは花しべ降りかかる


三日ほど前に花弁が散り始めたと思ったら、もう花しべが降り出した。
そして、若葉さえ顔をのぞかせている。
今日、買い物にいくために歩道を通りかかったら、市の清掃車がやってきていた。
桜の花も終わってしまったなあ。




落花 え

三日前









舗道2









夜の歩道 2

夜の歩道









I葉桜1









花蕊









        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




花の種袋には、八重桜の咲き出す頃に蒔くようかかれているものが多い。
そろそろ、種まきに取り掛からなくては。





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