早苗田の風景


植えられたばかりのときは、ひ弱で頼りなげに見えた苗が、日に日に逞しく育ってゆく。





早苗田の昨日に勝るみどりかな
さなえだの きのうにまさる みどりかな




田植え6





田植え5









早苗田や白鷺降りて絵となりぬ
さなえだの しらさぎおりて えとなりぬ



早苗田に白鷺漁り飽かぬらし
さなえだに しらさぎあさり あかぬらし




鷺9






鷺10






鷺12









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代田の風景


今の田んぼは、様々だ。 まだ、耕されただけの耕田。
耕し終わって水を張り苗を植えるばかりになった代田。

もはや、苗の植えられた早苗田

今日は、代田を見てみよう。



代田へと走りゆく水音高し
しろたへと はしりゆくみず おとたかし




用水路2









おぼろなる山影ゆらぐ代田かな




代田1









わくらばを浮かべる代田小鳥くる

なんという鳥だろう。
最近、しばしばホトトギスの声を聞くので、ホトトギスかもしれないと思うのだが。




鳥1









樹上より青鷺窺う水張り田

じゅじょうより あおさぎうかがう みずはりだ



青鷺3







青鷺5




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梅雨の晴れ間に




梅雨人入ったとはいえ、この2,3日はさわやかな天気だ。
近所のそぞろ歩きも気持ちが良い。





亡き猫と憩ひしベンチ若葉風



緑陰のベンチ2


なにかあると、つい、「タラちゃん、どうしよう」と話しかけてしまう。
勝手な思い込みだが、タラちゃんとじっくり相談すると、うまくいくことが多い。
「星の王子様」の最終章を読むと、胸が痛くなる。
タラちゃんは、”猫の星”に帰ってしまった王子様。

タラちゃんは、ママの守り神。










この時期、茅花を見るのを楽しみにしている。
先日、河原にに行ってみたら既に茶色くなっていた。
今年は見逃したかなと思っていたが、休耕田でひと群れの茅花をみつけた。
ちょうど風が吹いていて、美しい ”茅花流し”をみることができた。




茅花2




野っぱらの白銀の波茅花流し
のっぱらの はくぎんのなみ つばなながし





月の夜の茅花の原は如何ならむ
つきのよの つばなのはらは いかならん






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薔薇と十薬


3年前に植えたつるバラが、たくさんの花を咲かせるようになった。
出窓に飾ると台所が明るくなって、料理が楽しくなる。




薔薇4









心を癒してくれるのが薔薇、そして体を癒してくれるのが十薬。
北庭の一面に広がっている。



ドクダミ




数年前、園芸雑誌で見かけた楚々とした白い花に惹かれて、ネットで注文した。
そして、小さなポットに植えられた一株が届けられた。
一年目は花も咲かず、2年目にやっと2,3輪の花をつけた。
少し増え始めたので地植えにすると、たいへんな勢いで広がり始めた。
いまや、デリケートな植物の周りは抜いて回らなければならないほどだ。

ネットで ”ドクダミ化粧水”のつくり方を見かけて、面白半分に作ってみた。
たいして期待していなかったのだが、私には驚く程の効き目があった。
甲状腺機能亢進症のせいか夏になると喉にだけ汗疹ができて、どんな薬も効かなかった。
ドクダミ化粧水をつけると、あっというまに汗疹が消えてなくなった。
顔にも塗っているが、年の割にはシミやくすみは少ない方だと思う。
いまや、娘もわたしの作った化粧水を愛用している。
十薬は、私にとってなくてはならない植物になった。
花ざかりの今は、北の庭がぱっと明るくなった。



どくだみや木陰に白き花灯り



十薬にすがりて超えむ老の坂



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泰山木の花


昨年、公園に泰山木があることに気づいた。
だが私が気づいたときは、もう花が鉄錆色に変わりかけていた。
今年こそは、艶々した白磁のような花を見たいものだと思って何度か見に行った。
先週訪れた時は、まだ一つも咲いていなかった。
昨日行ってみたところ、あいにく剪定されたあとだった。
だが、僅かではあるが天辺の方に瑞々しい花が残っていた。
上を向いて開いた花は、まるで白磁の大杯のよう。
つんと立った蕾は、夕闇のなかで白いランプのように見えた。
この堂々たる高貴な雰囲気の花は、大昔から形を変えていないそうだ。



泰山木太古の姿そのままに


天水を受くる花杯か泰山木


泰山木高みに咲きて香も嗅げず


暮れ残る空に浮く花泰山木





泰山木の花



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