花の終わりは様々で・・・・


花の命は短くて、花の終わりは様々だ。
桜はぱっと咲いて、ぱっと散る。
パンジーは、散らないで末枯れるから花殻摘みが必要。
イチゴは、花が散るときには、もう小さな実をつけている。
冬からずっと咲き継いできた椿は、ぽとりぽとりと、どんどん花を落とし始めた。
牡丹は、2,3片の花弁が散り始めてしばらくすると、ばっさりと崩れ落ちる。
そして、どの花も、なべて土に帰っていく。




散り敷ける椿のなかへまた一輪
ちりしける つばきのなかへ またいちりん


今し落つ椿紅きわやかに
いましおつ つばきくれない  きわやかに


ポックリはこういうことか椿落つ



薮椿 2









落ち椿 1









落ち椿 6









長年、楽しませてくれた牡丹が3年前に枯れてしまった。
一昨年、新しい苗を植えたが、昨年は木を育てるために花を咲かせなかった。
今年、初めて大きな花を咲かせてくれたのに、この雨と風。
花瓶に挿すと、部屋の一隅だけ豪華になった。





名にし負う富貴草なり白牡丹
なにしおう ふうきそうなり はくぼたん


ぼうたんの崩るる音や夜の卓
ぼうたんの くずるるおとや よるのたく



I庭の牡丹









牡丹









卓上の牡丹 1









苺は連休に間に合わなかった。


イチゴ 1









           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



朗読のファイルを投稿していたケロログがダウンしたので、パソコンのなかを探してみたら、幾つか消去してないファイルが残っていた。堀辰雄の”風立ちぬ”を聴いてみると、間のびしたところや、わざとらしいところが気になった。年月がたつと、他人の朗読を聴いているように客観的に聴けるようになるようだ。


生活に追われていたころは全く感動しなかったこの作品を朗読してみようという気になったのは、数年前、ストレスで体調を崩して籠っていたときだった。美しい風景描写、現実とはかけ離れた人間関係のなかに浸って、声を出すのに 集中することで癒されていった。

そういえば、”風立ちぬ”は、特攻隊の青年たちに秘かに愛読されていたそうだ。 命の際に立たされたとき人が求めるのは、美しい自然に抱かれて日常生活の瑣事をもじっくり味わって生活することではないだろうか。若い彼らは、純愛をも夢見ていただろう。

若い命が蕾のままでもぎ取られることがありませんように。


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