母と野の花


おかあさんは、野の花が大好きでしたね。
野の花を摘んで帰ると、とても喜んでくれたのを覚えています。
それなのに、ほとんど野歩きをしたことがなかったでしょう。
忙しかったせいですか、それとも人目を気にしていたのですか。
今のように、主婦が気楽にウオーキングを楽しめる時代ではありませんでしたものね。

おかあさん、今、野辺にはいっぱい可愛い花が咲いていますよ。




野の花 6



野の花 4



野の花 7



野の花 ピンク2



野の花 い



野の花 1



野草 5



野草 6









母にないしょ友とすかんぽ噛みしは
ははにないしょ ともとすかんぽ しがみしは


スカンポ



大抵のことには寛大だった母も、衛生面にだけはうるさかった。
夏でも、冷たい井戸水は飲ませてもらえなかった。
お祭りでも、屋台の食べ物は買ってもらえなかった。
少しでも古くなったものは、子供には食べさせてもらえなかった。
下校途中に、友達と野原の草を食べたのは内緒にしていた。

戦後は食糧難の上に衛生状態も悪かった。
多数の子供が疫痢や赤痢でなくなったそうだ。
幼い頃はうらめしく思ったこともあったが、
今頃になって母に守られた命であることを感じている。




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